鎌倉・江ノ島に行ったら絶対食べたい「生しらす丼」

2016/10/24

鎌倉や江ノ島は神奈川の湘南地区の大人気スポット!
メディアでもよく特集を組まれていますが、その際に必ずといってよいほど取り上げられるのが「生しらす丼」ですよね。
ほかほかのご飯にたっぷり乗ったしらす。ビジュアル的にもたまらないものがあります!

●しらす丼とは?

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しらすは家庭でもよく食べられる身近なご飯の友ですが、やはりスーパーで売られているそれと、獲れたてを現地で食べるのとは大きな違いがあります。
特にしらすは「獲ったそばから鮮度が落ちる」と言われるほど足が早いもの。
だから水揚げしてすぐに釜茹でしてから出荷するのです。

また近年人気の高い「生しらす丼」はまさに鮮度が命であり、現地でなければ中々食べられるものではありません。
鎌倉・江の島地区には生しらす丼も食べられるお店が数多く存在しており、どの店を選べば良いか迷ってしまうほどです。

●鎌倉・江の島の生しらす丼

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神奈川県のしらすの水揚げ量は614tで全国16位(平成26年度)と、意外と?しらすがたくさん獲れるという訳ではありません。上位は兵庫や静岡、関東では茨城の方が漁獲高は断然多くなっています。
しかし鎌倉市にある腰越漁港ではしらすの漁獲高が年間約50tを超えており、神奈川県内では断トツの漁獲高を誇っています。
このため、鎌倉や江ノ島地区で特産品としてのしらす丼が名物となっていったのでしょう。
他の地域でも湘南地区ほど、多くの店でしらす丼を提供している例は無さそうです。
腰越漁港には車だけでなく、江ノ電の腰越駅からも徒歩で行けるので、直売所を訪れてみるのもオススメですよ。

しらす丼には大きく分けて釜揚げしたしらすを乗せたものと、生しらす丼があります。
生のしらすは歯ごたえも感じられ、プチプチした食感と磯の香りが口の中いっぱいに広がる感触が人気の理由でしょうか。
お店によってはしらすと生しらすをハーフ&ハーフで味わえるメニューもあり、どちらも食べたい願いを叶えてくれますよ!
さらにイクラや鯵などを加えた三色丼も珍しくなく、お味噌汁や天ぷらにもしらすを使用した「しらす尽くし定食」を堪能することも可能です。
人気の店は休日ともなれば1時間程度の街時間が発生してしまうこともあるので、事前に下調べをして時間をずらす等の工夫をしてくださいね。

●生しらす丼を食べたいのなら・・・

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絶対に生しらす丼を食べたい場合は、時期にも注意が必要になります。
というのはしらすには禁漁期があり、1~3月は生しらすが食べられないのです。
厳密には鮎の稚魚を獲ってはいけない時期なのですが、イワシの稚魚であるしらすも一緒に獲れてしまうため、その時期は水揚げが減少してしまうことになるんですね。

ちなみに漁獲量が多いのは春から夏。10月も漁の多い月に当たりますよ。
少ない時期でも食べられないことはないのですが、店によっては数量限定での提供になるので、問合せしてから向かうのも良いでしょう。

実は年々漁獲高が減少している「しらす」。
その内、滅多に食べられない希少なものになってしまうかも?!
思い立ったら東京からすぐに行ける湘南で、食べたい時に迷わず食べに行ってみてはいかがですか?

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